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過去三年間で福島高校、橘高校、福島東高校をはじめとした県内進学校や、横浜国立大、静岡大、福島大、岩手大、山形大、秋田大といった国立大や、上智大、東京理科大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大といった難関私大に合格者を出しています。ここでは、これまで指導してきた生徒から何人かをピックアップし、学習指導の様子をご紹介いたします。
Aさん E判定(偏差値52)から福島高校合格
夏・秋に受けた模擬試験はE判定。部活動がとても忙しかったため、これまで十分な時間を確保できなかったAさんの受験は厳しいスタートでした。そんなAさんと相談して決めた受験戦略は、大きく分けると二つありました。
① 時間をかける分野とそうでない分野をはっきりと分ける
② 応用問題は無理に手を付けず、30点後半(50点満点中)を取れるようにする
もちろん、全ての分野をきっちりと取り組むのが理想的ですし、応用問題も得点できるようにした方がよいに決まっています。しかし、残された時間が少ない以上、強弱をつけて勉強をせざるを得ません。それに、Aさんにはケアレスミスが少ないという長所もありましたので、標準的な問題までを取りこぼしなく正解するだけでも合格点に届くと考えました。
時間の遅れを取り戻すかのように、懸命に勉強を続けたAさんは模擬試験で各教科30点後半を取れるまでに学力が向上。試験本番でも実力を発揮し見事合格を果たしました。
Bさん E判定から福島工業合格
Bさんはとにかく勉強が嫌いでした。宿題を出さないのはもちろんのこと、夏休みの宿題ですら提出しないほど嫌っていました。こうした状況ですから、もちろん成績も芳しくありません。最初に受けた模擬試験は、ちょっと言えないくらい悪い点数で文句なしのE判定。それどころか、学校の通知表では受験科目に「1」がついてしまうという状況。こうなると、受験勉強を開始する前に学校での学習態度や生活習慣の改善からスタートしなくてはなりません。保護者の方にもご協力いただき、学習環境を整えることにしたわけです。
徐々に勉強する姿勢ができてきたBさんは、秋頃からようやく本格的に受験勉強をスタート。点数アップを見込める数学・理科・社会に多くの時間をかけて勉強をした結果、どんどん成績は向上し見事に第一志望に合格しました。
その後、勉学に励んだBさんは高校でよい成績を維持し、日本大学工学部に進学。大学でも高成績を維持しています。
Cさん 福島県立医科大学合格
Cさんは大変に忙しい高校生でした。膨大な学校の宿題をこなしつつ部活動に全力投球し、大学入試では推薦入試と一般入試の両方を準備する必要があったので、するべきことが山積みでした。
そこで、Cさんの負担を少しでも減らすために幾つかのルールを決めました。
① 分からない問題は一人で考え込まず、全て塾に持ってくること
② 推薦入試の模範解答が手に入らない場合、作成するので申し出ること
③ 小論文を書いたら添削をするので持ってくること
④ すぐに解答が欲しい場合、メール等で問題を送信すること
忙しい日々にも負けず、手を抜かずやりきったCさんは推薦入試に合格。後に受けたセンター試験でも好成績を収めました。
Ⅾさん E判定から国際基督教大学(ICU)合格
難関大学を狙える高いポテンシャルを秘めた生徒でした。
しかし、本人は現状維持で地方国立大に入れればよいと考えていたため十分な勉強時間を確保しておらず、卓越した能力が偏差値に反映されていませんでした。
そんなDさんに勧めたのが国際基督教大学(ICU)でした。早慶上智ICUと括られる難関大ですが、重箱の隅を突くような問題は出題されないため、受験勉強が不十分なDさんでもポテンシャルで押し通せると考えたわけです。
過去問演習を中心に対策に取り組んだDさんは、合格点が狙えるレベルにまで成長。模擬試験ではE判定だったものの見事に合格を勝ち取りました。
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