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①「勉強に向いてない」を言い訳にしない

 障害を持った大学生が、とある全国弁論大会で優勝しました。弁論のテーマは努力です。

 「努力しないでできることは何一つなかった」と話す彼に対し、審査員は努力についてアドバイスをしてくださいと質問をします。

 彼の返答は辛いものでした。「努力してもできないことはある。そのときにはあきらめることも大切な努力だ」と答えたのです。障害を克服するため、大変な努力をしてきた彼だからこそ言える言葉です。

 私は学校の先生ではありませんので正直に言いますが、勉強には向き不向きがあります。しかし、不向きだから諦めてしまうほど、勉強のハードルは高いのでしょうか。弁論大会で優勝した彼のように、精一杯の努力をした後なのでしょうか。お子さんが「諦める努力」をするのは、まだ早すぎます。お子さんが、少しの努力を始められるようサポートさせてください。

 

 

② 進路・学校生活等、何でも相談に乗ります

 たくさん勉強をしても、学校生活に悩んでいたり進路が定まっていなかったりすれば、学習効果も半減してしまいます。ですから、当塾はお子さんに対しおせっかいをさせて頂きます。学校生活の悩みや進路の相談があれば、いつでも気軽にご連絡ください。

 当塾のような小さい個別指導塾の良い点は、一人ひとりのお子さんに対し親身になって相談に乗れることです。お子さんの学校生活や将来について、一人の大人として真剣にお話させていただきます。

 

 

③ 基本の徹底

 福島県の高校入試では、基本的な内容が多く出題されています。まずは基本問題を徹底的に理解し、確実に解けるようになることが何よりも大切です。

 また、基本問題よりも少し難しいものも出題されていますが、それらと似たような問題が各都道府県の入試で幾度となく出題されており、そうした問題は典型的な頻出問題として問題集に掲載されています。その典型問題すら解けないのに、不用意に難しい問題集に手を伸ばすべきではないと考えます。

 大学入試も、さほど事情は変わりません。京都府で学習塾を経営する稲荷誠氏は、次のように大学入試の数学について主張しています。

“試験時間は2時間になっているが、これをもし私のように高校数学をスミからスミまで知っている者が受けたとすれば、約1時間で間違いなく満点をとることができる。要するに、知るべきことを知ってさえいたら、瞬時に方針が立つ問題が並んでいるということだ。北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学等もほぼ同様だ”(稲荷誠著 『小さな数学塾のヒミツ』東洋出版、2010年、25項)

 稲荷氏の意見に概ね同意します。北海道大学・東北大学・名古屋大学といった地方旧帝国大学の入試でさえ、典型的な問題をきちんと頭にいれ、そして使いこなすことができれば合格点に到達することが可能です(医学部は事情が異なります)。大学入試においても、典型問題の徹底理解は鉄則だと言えます。

 

教育理念

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